イタル~another day~

後ろに玲ちゃんがまたがったのはわかったが
乗ったんだか乗ってないんだか
わからないような変化しかなかった。

ほんとに軽いんだな。

でも、始めて自分以外の
"命"を乗せる重みを感じていた。

ふわりと後ろから抱きしめられる。

一瞬で緊張がとけ、
安心した。

教えられた場所へ向けてスタートする。

いつもよりほんの少しだけ大きく開いたアクセル。

慎重な半クラッチ。

二人を乗せたバイクはゆっくりと疾走りだした。