イタル~another day~

男性はちょっと眉をあげた。

「君の家かね?」

「いとこの家に居候してます」
ここまで話す必要あるのか?

「私は森という。その子を連れて帰りたいのだが?」

森・・・

どういう関係かわからないけど二人とも玲ちゃんに関係ある人なのは間違いない・・・

「奈良至といいます・・・」

また眉がぴくりとした。
イタル、とつぶやいたようにも見えた。

「・・・僕がアルバイトから戻ると、このコ・・・りゅうじくんがいました。それだけです。僕はどうしたらいいのか正直わかりません」

森・・・さんは、少し思案顔になる。