イタル~another day~

集合の声がかかり、それぞれのチームへ戻り始める。

「では」と挨拶すると、

「おまえ、こっちへは?」

「・・・バイクで来てます」

「あとで峠で会えるか?」

なんだろう?

「はい」

会ってみることにした。

「弟にはこの間のことは?」

「話してません。ご兄弟とは知らなかったし」

「そうか。そのまま話さないでくれ。あいつは知らないんだ」

え?
何を?

相弗のことか?


「わかりました」


もうみんな集合していたので走って戻った。

沼沢先輩が何を話していたのか訊いてきたので、
悪かったと言われたとだけ答えた。