イタル~another day~

「皆さん、お疲れ様でした~」

とジュンが声を出した時には、20時を回っていた。

「一回やってみようぜ」

という誰かの声にみんなが賛成し、

どういうわけか俺と栗崎さんだけ廊下に出されてしまった。

「別に中での仕事がないの、俺らだけじゃないのにね?」
「私たちが受付しかしないからじゃない?」

その理屈は良くわからなかった。

クラスは大きくA班とB班に分けられていた。
その中にそれぞれお化け役、大道具、小道具、音響などの係がいた。
そして、1日目の午前、2日目の午後をA班
1日目の午後、2日目の午前をB班が担当すると決めてあった。

担当しない時間に、
文化系の部活で活動している者は、部の作業をしたり、そうじゃない者も他のクラスの出し物を楽しめるように配慮されていた。

しかし、会計担当だけは、どちらの班でもなかったので午前と午後の交代の間に受付をすることになっていた。

だからって何で?

と思う。