イタル~another day~

文化祭の前日は授業がなく、一日準備の日に充てられていた。

球技大会以来、クラスのまとめ役になった感のあるジュンが出す指示に従う。

窓に商店街でもらってきたダンボールを貼ったり、机を並べてバックヤードを作ったり、天井から暗幕を吊って迷路のような通路を作ったりした。

床には蓄光テープを貼って順路がわかるようにした。

小道具は市販の"手首"や"目玉"などのびっくりグッズを用意した。

脅かし役の"お化け"の衣装なども担当者が作成していく。
それぞれが与えられた仕事をこなしていく。

会計を担当した俺と栗崎さんは、特に仕事がないので人手が足りなそうなところを手伝っていた。