イタル~another day~

「それが同好会ですか?」

「まあ、そういうことだ。部に昇格することや、大会出場はまだ考えていない。とりあえずチームを存続させることで後輩への道が続けばいいと思っている」

野球は辞めた。
つもりだった。

自分の実力を問われるような野球と、
ただ楽しむ野球があるのか?

外から聞こえてくる打撃音や選手の声に、身体がうずくのを感じていた。


「対外試合なんて先の話だと思っていたのだが、こうしてやることになった。どうだろう?まずはこの試合だけでも出てみないか?」