イタル~another day~

「俺は2年生一人一人にどういうことなのか訊いてまわった」

沼沢先輩が一旦言葉を切る。

外からは金属バットの快音が聞こえてくる。

「だが、誰も話してくれない。・・・ここまでがほぼ事実だ」

何もわからない。
話を聞く前と何も変わらない。

「とは言っても何も会話をしなかったわけではない。関係ないようなことも話した・・・」

「・・・だから、ここから先の話は俺の想像だ」