「知ってるよ」
「なんで知ってるなら、バイク買った時に"総太さんから"って言ってるのに教えてくれなかったの?」
「いい奴だってのは知ってる。だけど、イタルをあっちの世界には近付けたくなかった。わたしが総太のこと知ってるとわかったら、おまえの警戒心が薄れてしまうだろう?」
話しながらも玲ちゃんのドライビングは正確だ。
後ろを振り返ると総太さんのバイクが見えた。
「・・・だけど、一方でイタルが総太に認められたようで嬉しかったんだ。それなら大丈夫なんだろうとも思った。だからバイクのことも許した」
「さっきからわからないんだけど"あっちの世界"ってなに?」
「・・・族だよ」
「なんで知ってるなら、バイク買った時に"総太さんから"って言ってるのに教えてくれなかったの?」
「いい奴だってのは知ってる。だけど、イタルをあっちの世界には近付けたくなかった。わたしが総太のこと知ってるとわかったら、おまえの警戒心が薄れてしまうだろう?」
話しながらも玲ちゃんのドライビングは正確だ。
後ろを振り返ると総太さんのバイクが見えた。
「・・・だけど、一方でイタルが総太に認められたようで嬉しかったんだ。それなら大丈夫なんだろうとも思った。だからバイクのことも許した」
「さっきからわからないんだけど"あっちの世界"ってなに?」
「・・・族だよ」


