「...それで、呼び出したわけなんですけど....」

少しずつ声が小さくなって、顔が赤く染まってる。


そういうことか....

「あの、先輩......
えと、、私....っ」

「好きだよ」

「え....」

ずっとメールを続けていて
怜に言われて気付いた気持ち。

「先輩...
わ、私もです....」


「よろしくな!
結衣」

あの日怜が抱きしめてくれたときと同じように、
俺は結衣を抱きしめた。