「わたし、シュウが、好きっ・・・」




大学を卒業して、

二人の仕事を決めれたら、

告白して、

結婚する。


「俺も」


シュウの手が私の頬にそえられた。


「あったかい・・・」


私の目から零れた涙が、シュウの手をすり抜けた。