「いいの?仲直りのチャンスなのに」

「シュウがいなきゃ仲直りも何もできないよ」


私はシュウに身体を向けた。


「・・・ほんとに、幽霊?」

「ストレートに言うと」

「死んじゃった、大瀬 萩さん?」

「うん」

「幽霊って、ごはん食べるんだ」

「ははは」

「っ・・・シュウ・・・・・・」




私には、たった数日で造った夢があった。


ちゃんと達徳とのケジメをつけて、

ショップ店員のバイトをしながら、

シュウのいる大学で勉強して、



それで・・・