「柚恋、せっかくだから髪も少しいじらせて。」


「翔君に任せるっ。」


そういって、首にまわしていた手に更に力を入れた。


マジカワイイんだけど。


「柚恋、そんなの俺以外にやっちゃダメだよ?」


「当たり前だよ、翔君だからだもんっ。」


「よしよし、いい子」


俺は柚恋の頭をなでてあげた。