「あはは。そーみたい~」 「ほら、行くよ」 手を引っ張り、立たせようとする沙耶ちゃんにあたしは素直に従って着いて行く。 「今日漢字の小テ、勉強した?」 何気なく話を振る沙耶ちゃんに、 「え!? 小テ!? 嘘!?」 あたしは額《ひたい》に手を当てて少し後ろに反って。 「女帝《じょてい》はヤバいよ」 さすがの沙耶ちゃんも苦笑気味。