「美海《みみ》、お昼行こ!」 「ん~……?」 沙耶《さや》ちゃんに名前を呼ばれ、のそーっとあたしは机から顔を上げる。 もう大体の人は食堂に行っているらしく、教室にはまばらに人がいるくらいで。 眠い目を擦り、んーっと伸びるあたしに、 「もー、また寝てたの?」 沙耶ちゃんは呆れた声を出した。