さっきからずっと、アタシは一言も話していない
アタシがいない間の話をもっと聞きたい気持ちにさせられている
理一は何を考えて、何をしていたの?
もう、買い物どころじゃない
胸がつまる
彼の名前を呼ぼうと、そっと理一の腕に触れると……
アタシが離れると思ったのかぎゅっと力がこめられた
「国坂を選ぶなんて、言わないで……」
理一がアタシに顔をこすりつけて、耳にくちびるが触れる
「他の男の名前聞かされると、すげー悲しい……」
アタシは彼の腕の中でむりやり体をねじると、理一の胸を押して顔をのぞきこんだ
「なんで……」
「みさきが……好きだから」
手のひらで理一の胸を押しのけようとしたのに、触れるとそこから動けなくなる
「行かないで、みさき」
またギュウと抱きついてきた理一の腕の中で「離して」と顔をあげると、視線がぶつかって……
おでこにチューされた
コンっと今度はおでこ同士がくっつく
……突き放せない
少しだけ首を傾けると、容易に唇が触れ合ってしまう
ほんのちょっと意識しただけで、心臓が苦しくて痛い
アタシがいない間の話をもっと聞きたい気持ちにさせられている
理一は何を考えて、何をしていたの?
もう、買い物どころじゃない
胸がつまる
彼の名前を呼ぼうと、そっと理一の腕に触れると……
アタシが離れると思ったのかぎゅっと力がこめられた
「国坂を選ぶなんて、言わないで……」
理一がアタシに顔をこすりつけて、耳にくちびるが触れる
「他の男の名前聞かされると、すげー悲しい……」
アタシは彼の腕の中でむりやり体をねじると、理一の胸を押して顔をのぞきこんだ
「なんで……」
「みさきが……好きだから」
手のひらで理一の胸を押しのけようとしたのに、触れるとそこから動けなくなる
「行かないで、みさき」
またギュウと抱きついてきた理一の腕の中で「離して」と顔をあげると、視線がぶつかって……
おでこにチューされた
コンっと今度はおでこ同士がくっつく
……突き放せない
少しだけ首を傾けると、容易に唇が触れ合ってしまう
ほんのちょっと意識しただけで、心臓が苦しくて痛い



