「風俗?何?気になるじゃん」
聞き漏らさなかったあこ
とよきは「あんなもんウソに決まってんだろ」と俺に怒っている
だって、待ち伏せの話はマジだったし
「あんなウソとホントの事すらわかんねーんだからお前病気なんだって」
「だからー、何の話よ!」
とあこが聞きたがって、俺は「あこが風俗で働いてるって噂」と答えた
「あっ、あほう!アタシまだ高1だっつーの」
「じゃあみさきのAV出演7P説は??」
「……理一、追い出されたい??」
「MJが売春のあっ旋してるって……」
というと、間髪いれずハンドクリームのチューブが飛んできて俺の頭でバウンドした
「ってぇー……」
飛んでいったハンドクリームをカブがくんくん匂っている
「アタシ達、どんな悪徳高校生よ」
あこは呆れた顔で「こわいこわい」と付け足した
とよきはパンを開封して食べ出している
「で……そんな噂好きのお姉さん達と、あんたらは一体どういうご関係??」
「俺は別にご関係もくそもない」
なんてしれっととよきが答えるから、俺は「きったねー!お前だって行っただろーが!!」と大声を出した
あこは「ああ……いつもの合コンね」と肩をすくめたから、やり過ごせた……と思ったのに
「で、合コンしたお姉さん方がなんで理一に会いにここに来るわけ?」
「とよきに会いに来たかもしれないじゃん」
「このマンションに住んでるのはあんたでしょーが」
……確かに
「あ、いいわ……なんか、聞くととんでもないトラブルに巻き込まれそうな気がしてきた……」
あこが突然身を引く
「理一の彼女」
と、とよきはあこの言葉を無視してそう言った
聞き漏らさなかったあこ
とよきは「あんなもんウソに決まってんだろ」と俺に怒っている
だって、待ち伏せの話はマジだったし
「あんなウソとホントの事すらわかんねーんだからお前病気なんだって」
「だからー、何の話よ!」
とあこが聞きたがって、俺は「あこが風俗で働いてるって噂」と答えた
「あっ、あほう!アタシまだ高1だっつーの」
「じゃあみさきのAV出演7P説は??」
「……理一、追い出されたい??」
「MJが売春のあっ旋してるって……」
というと、間髪いれずハンドクリームのチューブが飛んできて俺の頭でバウンドした
「ってぇー……」
飛んでいったハンドクリームをカブがくんくん匂っている
「アタシ達、どんな悪徳高校生よ」
あこは呆れた顔で「こわいこわい」と付け足した
とよきはパンを開封して食べ出している
「で……そんな噂好きのお姉さん達と、あんたらは一体どういうご関係??」
「俺は別にご関係もくそもない」
なんてしれっととよきが答えるから、俺は「きったねー!お前だって行っただろーが!!」と大声を出した
あこは「ああ……いつもの合コンね」と肩をすくめたから、やり過ごせた……と思ったのに
「で、合コンしたお姉さん方がなんで理一に会いにここに来るわけ?」
「とよきに会いに来たかもしれないじゃん」
「このマンションに住んでるのはあんたでしょーが」
……確かに
「あ、いいわ……なんか、聞くととんでもないトラブルに巻き込まれそうな気がしてきた……」
あこが突然身を引く
「理一の彼女」
と、とよきはあこの言葉を無視してそう言った



