ガチャリとドアをあけたあこは、ピンク色したイチゴのアイスをかじっていた
「あえ~?はっきのおんらのこは??」
「帰った」
とよきがあこの意味不明の言語をあっさりと聞き取れたことにびっくりしつつ、家に入っていく
アイスから一旦口を離したあこが「え?何?入ってくんの?何の用よ」とドアを閉めて追いかけてくる
「理一がもう俺の手に負えないから、連れてきた」
……とよき、なんだよその言い方
「え?そんなの連れてこられても」と嫌そうな顔をするあこの顔をとよきが突然両手で挟んだ
「わっ!な……何?」
あこがアイスを持った手を広げて戸惑っている
「お前、どっこも怪我してない?」
「怪我?してないけど」
「ホントだな??」
「……うん」
あこが挙動不審になっているのに、とよきは大きくため息をつくと彼女から手を離した
「何?どーしたの??」
「お前、学校前で女の集団に待ち伏せされたんだって??」
「なんで知ってんの??」
「……マジか」
「あ!わかった、さっきの女達だ
アタシと一緒の学校みたいだったし、聞いたんでしょ」
「ほんとに何もなかったんだろーな」
「うん、MJが追い払ってくれたー」
……やるなぁ、MJ
俺は座ってあこの話を聞きながら……(ってことはさっきの他の話もマジなんじゃ……)と思い始めて
「あこ、風俗で」
まで言い出すと、とよきに本気の力で頭をぶったたかれた
「あえ~?はっきのおんらのこは??」
「帰った」
とよきがあこの意味不明の言語をあっさりと聞き取れたことにびっくりしつつ、家に入っていく
アイスから一旦口を離したあこが「え?何?入ってくんの?何の用よ」とドアを閉めて追いかけてくる
「理一がもう俺の手に負えないから、連れてきた」
……とよき、なんだよその言い方
「え?そんなの連れてこられても」と嫌そうな顔をするあこの顔をとよきが突然両手で挟んだ
「わっ!な……何?」
あこがアイスを持った手を広げて戸惑っている
「お前、どっこも怪我してない?」
「怪我?してないけど」
「ホントだな??」
「……うん」
あこが挙動不審になっているのに、とよきは大きくため息をつくと彼女から手を離した
「何?どーしたの??」
「お前、学校前で女の集団に待ち伏せされたんだって??」
「なんで知ってんの??」
「……マジか」
「あ!わかった、さっきの女達だ
アタシと一緒の学校みたいだったし、聞いたんでしょ」
「ほんとに何もなかったんだろーな」
「うん、MJが追い払ってくれたー」
……やるなぁ、MJ
俺は座ってあこの話を聞きながら……(ってことはさっきの他の話もマジなんじゃ……)と思い始めて
「あこ、風俗で」
まで言い出すと、とよきに本気の力で頭をぶったたかれた



