―――――
“警戒してんの?”って油断させたくせに一緒のベッドに寝るし
キスは基本的に全部不意打ちだし
やたらめったら腰に触ってくるし
アタシが理性を優先しようとしてるのに、あっさりその一線を越えてくるし
努力するっていったのに、一切手加減なしだし……
息の荒いままアタシの上に倒れこんだ理一はアタシをぐっと抱きしめると「ごめん」と唐突に謝った
ズキンと痛む
「ごめんって?」
「……手加減するって言ったけど、できなかった」
……ふぅっとアタシは胸をなでおろした
エッチしたことに関して謝られたら、アタシはどん底まで落ちていく
「みさきの顔見てるだけでもヤバイのに、声きいたら抑えきかなくなった……」
そうして求められるの、好き……だから
「いいよ……いいの、だから謝らないで」
と切ない気持ちと一緒に吐き出すと、理一の背中を撫でた
「しかもさ」
とちょっと笑いを含んだ声
「みさきの中、気持ちよすぎた」
理一のセリフに、彼の肩をぺチンと叩く
「なんか、俺用にあつらえたみたいにしっくりぴったり吸い付いてッッ」
変なことを言い出す理一の口を手でおさえる
「そういう感想いらないから」
と顔を背けると、口から手を離して指を絡められる
「照れてんの?」
“警戒してんの?”って油断させたくせに一緒のベッドに寝るし
キスは基本的に全部不意打ちだし
やたらめったら腰に触ってくるし
アタシが理性を優先しようとしてるのに、あっさりその一線を越えてくるし
努力するっていったのに、一切手加減なしだし……
息の荒いままアタシの上に倒れこんだ理一はアタシをぐっと抱きしめると「ごめん」と唐突に謝った
ズキンと痛む
「ごめんって?」
「……手加減するって言ったけど、できなかった」
……ふぅっとアタシは胸をなでおろした
エッチしたことに関して謝られたら、アタシはどん底まで落ちていく
「みさきの顔見てるだけでもヤバイのに、声きいたら抑えきかなくなった……」
そうして求められるの、好き……だから
「いいよ……いいの、だから謝らないで」
と切ない気持ちと一緒に吐き出すと、理一の背中を撫でた
「しかもさ」
とちょっと笑いを含んだ声
「みさきの中、気持ちよすぎた」
理一のセリフに、彼の肩をぺチンと叩く
「なんか、俺用にあつらえたみたいにしっくりぴったり吸い付いてッッ」
変なことを言い出す理一の口を手でおさえる
「そういう感想いらないから」
と顔を背けると、口から手を離して指を絡められる
「照れてんの?」



