理一のキスに頭半分酔わされながら、残り半分で彼の手をTシャツの中から追い出した
「はぁー……」
と理一のため息と共に唇は離れていき……アタシは俯く相手の目を探っていた
彼の中にある感情を読み取ろうと思うんだけど、見えなくて探り続ける
「ドーナツ食べる前に、先シャワーあびていい?
なんか色々……落ち着かせたい」
「いいよ、お湯ためる?」
「いや、シャワーだけでいい」
「じゃ、理一が入ったらアタシも入ろ」
理一が間取り知ったるお風呂場へと向かうためにリビングを通って、ふと足を止めた
「こんなの置いてあったっけ?」
ローテーブルにノートの切れ端が置かれてある
……??
手に取ると、母親からの置手紙だった
アタシが一瞬でかけてる間にタイミングよく一度ここへ来たらしい
“住田が、家具や家電を返せと言ってきたので勝手に取りに来いといいました
近々住田が買ったものはなくなると思うから、持っていかれたら困るものは出しておいて”
「何これ」
理一が横からのぞいている
「住田って、母親の前の男……っていうかパトロン」
「で、前の男が“俺の買ってやった物品返せ”って?」
「……そうみたい」
「みさきの母親って、何してる人?」
「雇われママしてることが多いかな……
でも、男が変わるたびに店が変わるから……よくわからん」
「ふ~ん」
「どうせ昼夜逆転の生活やからアタシとは会わないし
アタシのいる家に男連れ込まれるよりはマシやから……」
「今は別のパトロンと一緒に住んでるってこと?」
「はぁー……」
と理一のため息と共に唇は離れていき……アタシは俯く相手の目を探っていた
彼の中にある感情を読み取ろうと思うんだけど、見えなくて探り続ける
「ドーナツ食べる前に、先シャワーあびていい?
なんか色々……落ち着かせたい」
「いいよ、お湯ためる?」
「いや、シャワーだけでいい」
「じゃ、理一が入ったらアタシも入ろ」
理一が間取り知ったるお風呂場へと向かうためにリビングを通って、ふと足を止めた
「こんなの置いてあったっけ?」
ローテーブルにノートの切れ端が置かれてある
……??
手に取ると、母親からの置手紙だった
アタシが一瞬でかけてる間にタイミングよく一度ここへ来たらしい
“住田が、家具や家電を返せと言ってきたので勝手に取りに来いといいました
近々住田が買ったものはなくなると思うから、持っていかれたら困るものは出しておいて”
「何これ」
理一が横からのぞいている
「住田って、母親の前の男……っていうかパトロン」
「で、前の男が“俺の買ってやった物品返せ”って?」
「……そうみたい」
「みさきの母親って、何してる人?」
「雇われママしてることが多いかな……
でも、男が変わるたびに店が変わるから……よくわからん」
「ふ~ん」
「どうせ昼夜逆転の生活やからアタシとは会わないし
アタシのいる家に男連れ込まれるよりはマシやから……」
「今は別のパトロンと一緒に住んでるってこと?」



