あんな馬鹿な男に私も桜も渡さない。 でしょう?桜。。。 『貴女の鮮血を浴びた私を、その冷たいナイフで貫いて。』 『私の最後は貴女とともに。貴女と血も心も混ざりあって』 混ざりあって 溶けて 冥府の地へと 貴女と私の理想郷へと 堕ちてゆく___。 冷たくなる体を感じながら 私たちは冷たくも、温かな眠りへと堕ちていく___。 ≪死さえも二人を別つことはできない≫