「ねぇ?アゲハ。私貴方が大好きなの!」 輝く、麗しい笑顔で私にそういう彼女。 …その姿。笑顔、声を聞くたびに私は… 狂っていく__。 白い空気が町を染めた冬は過ぎ… 彼女の名前と同じ花が 空に舞う。そんな春__。 私は彼に。出会ってしまった__。