タオルとスポーツ飲料を祐也に渡しに

「祐也お疲れ〜カッコ良かった」


『あっありがと!!苺ちゃんと見てくれたんだな!』


「見てたよ!」

なんでそんな言い方…

人がせっかく遠いところからはるばる


『ずっと携帯いじってたじゃん!
だから俺苺に見て欲しくて』


「頑張ったとね」


『すげーそのとうり!!』


いやいや皆わかるよ?それくらい

年上の癖にアホな上ださいって


『でもブザービートだよ?凄い?』

「偉い偉い!!さすが祐也くん
うん。一番輝いてた!!しかもカッコいいし
私は自慢できるよ!うん!」





これぞ褒め称えの術←


祐也のテンションあがるな

『ねぇ』



あら?喜ばない…?



『棒読みだけど…』


えっ?


ば れ た よ ?


「んなバカな!感情込めたよ!」





『あっそぅ。どーせ』


まさか眼鏡を手にとり…

カチャ



かけたぁぁぁぁぁあ!!


「ネガティブになるよ祐也がネガティブに」

『俺っていくら努力しても苺に認められないしょせん…』


ヤバい。ださい。


「そんなことない!だから眼鏡外して?ねっ?」


『ほんとに?』


「うんうん!」


カチャ


そして祐也は眼鏡を外して

苺へと飛び付いた

『やっぱ苺好き』


「私もだよ?」