HELLO

おっと、仕事。

お昼まで後30分とは言えど、ちゃんと仕事しなくっちゃ。

「はい、何でしょうか?」

私はそう言って目の前にきたお客さんと向きあった。

次にきたお客さんは男の人だった。

男の人は私と顔をあわせたとたん、驚いたように目を見開いた。

顔に変なものがついているのかしら?

そう思いながらも、私は彼の顔をジッと観察した。

黒髪の短髪に、少し濃いめの顔立ち。

眉は太めだけどちゃんと整えられてるし、鼻もすごく筋が通ってて、目は二重だ。

唇は厚くもなければ薄くもない。

ちょっと昭和の懐かしい感じがするけど、それも好評価だと思う。

そう思っていたら、彼の唇が開いてこう言った。

「俺と結婚して欲しい」