HELLO

「準備を手伝ってー」

そう言った佳歩さんに、
「はーい、ただいまー」

私とジウさんの声がそろった。

声がそろったことに、私たちは思わず顔を見あわせて笑った。

キッチンに行くと、私は生地を混ぜる役、ジウさんはキャベツを切る役を指名された。

生地を混ぜながら親太朗に目を向けると、やっぱり子供たちに遊ばれていた。

そのうえ、月人さんとさいマサさんにいじられている。

「気になっちゃう感じ?」

ジウさんに声をかけられ視線を向けると、ニヤニヤと笑っていた。

外国人の血が入ってると言うことも手伝ってか、ジウさんはとても美人だ。

独身だったら大変だろうなあと、のん気なことを思った。