HELLO

それもそうだ。

「よくこんなの集めましたね」

にらむように片桐に視線を向けるけど、悪びれた様子はゼロだった。

私の資料と親太朗の資料。

ご丁寧に、どちらも履歴書みたいに顔写真つきだ。

「欲しいものは手に入れる。

それが俺の主義だからな」

片桐が言った。

そこまでして欲しいものを手に入れたいのかと思うと、笑えるものも笑えない。

「どんなことをしても、私はあなたの気持ちに答えません。

答えたくもありません」

宣言するように私は言った。

だったら怒るまでだ。

笑えないなら、怒ってやる。