HELLO

「親ちゃん、またなん?

飲み過ぎはアカンって言うてんのに」

「そうですよ、佳歩さんからも言ってください」

「今度ウチへ遊びにきてや。

そん時に説教したるから」

「お願いします」

私は佳歩さんに頭を下げた。

「ほな、失礼します。

杏ちゃん、気ィつけて帰ってな」

「佳歩さんもお大事にしてください」

私たちは手を振ると、レジで会計を済ませた。

薬局を出ると、そこに男の人がいることに気づいた。

誰かと待ち合わせをしているのかしら?

そう思うと、私は自宅へと足を向かわせた。