予防のために大きなマスクをつけてたから顔がわからなかったけど、あの時の先生は祐二だったんだ。
「最初は、目つきがキツいヤツがきたなって思った」
祐二が言った。
「そりゃ、あの時はインフルエンザのA型にかかってて40度近くも熱が出てたから…」
熱のせいで意識が朦朧としてて、病院まで歩いて行くのがつらかった。
「けど、何かおもしろいヤツだなって思った。
熱のせいで足元がふらついてるのに、それでも1人で自分の足で帰ろうとしてたから、よくやるよなって思った。
俺が杏樹に恋をしたことに気づいたのはその後だ。
一目ぼれってヤツだな。
そんな柄じゃねーのになあ」
おかしそうにクスクス笑う祐二だけど、まんざらでもない様子だ。
むしろ、楽しくて仕方がないみたいだ。
「それがきっかけだったのかな?
俺が千代子さんの思いから断ち切ることができたのは」
祐二が言った。
「最初は、目つきがキツいヤツがきたなって思った」
祐二が言った。
「そりゃ、あの時はインフルエンザのA型にかかってて40度近くも熱が出てたから…」
熱のせいで意識が朦朧としてて、病院まで歩いて行くのがつらかった。
「けど、何かおもしろいヤツだなって思った。
熱のせいで足元がふらついてるのに、それでも1人で自分の足で帰ろうとしてたから、よくやるよなって思った。
俺が杏樹に恋をしたことに気づいたのはその後だ。
一目ぼれってヤツだな。
そんな柄じゃねーのになあ」
おかしそうにクスクス笑う祐二だけど、まんざらでもない様子だ。
むしろ、楽しくて仕方がないみたいだ。
「それがきっかけだったのかな?
俺が千代子さんの思いから断ち切ることができたのは」
祐二が言った。



