HELLO

翌日の昼休み。

行きつけの定食屋さんに行くと、
「あら、杏ちゃんじゃない」

声をかけられたから振り向くと、信子さんがいた。

「こんにちは」

会釈すると、信子さんは微笑んだ。

「お昼?」

そう聞いてきた信子さんに、
「はい」

私は首を縦に振ってうなずいた。

「よかった、私と一緒に食べない?

いい店を知ってるから」

信子さんのお誘いに、
「じゃあ、お言葉に甘えて」

私は首を縦に振ってうなずいた。


信子さんに連れられてついたところは、小さな洋食屋さんだった。

「ここのオムライス、すごく絶品なの」

信子さんは笑いながら話しかけているけど、私は少し身構えていた。