HELLO

「新手のドッキリだと思ったんです。

そろそろ効果音と共に看板が…」

辺りを見回した私に、
「ある訳ねーだろ!」

ソッコーとも言えるスピードで見事なツッコミを返されました。

「俺がふざけてあんなセリフを言う訳ないだろ!」

「あの、あんまり大声を出さないでください」

そう言った私に、
「何だよ」

男が不機嫌そうに言った。

視線が痛いんですよ。

好奇なのか何なのかよくわかりませんが、いろいろな人の視線が私たちに集中しています。

こんなことで注目を浴びたくないんだけど…。

男はこの状況に気づいたらしく、大人しく椅子に腰を下ろした。

続けて私も椅子に腰を下ろした。