HELLO

「当たり前だ。

お前じゃなきゃ無理だ」

男が言った。

おーっ、演技がとてもお上手ですね。

さて、そろそろネタバレがくるはずなんだけど…。

「…あれ?」

何か、おかしい…。

もうそろそろきてもいいですよね?

それどころか男は私の手をつかんだかと思ったら、私を椅子から立ちあがらせた。

「――おっとっとっ…」

急にやられたもんだから、足元が危ない。

「そうと決まれば行くぞ」

何故だか意気込んでいる男に、
「えっ!?

ちょ、ちょっと待ってください!」

つかまれていた手を振り払うと、私はもう1度彼と向きあった。