ガガガーンッ と大きな音が響き 「写真どこだよ」 もう一人の男がひっと小さく声をあげる 「し…知りませんッ…」 「そうか。それじゃあお前に用はねぇな」 そう言ってそいつの腹部を思い切り蹴り飛ばした。 もうピクリとも動かない男の胸ぐらを掴むと、ズボンのポケットを探る。 そしてあった数枚の写真… そこに写るジュンの姿 俺はそれをギュッと握りしめると、イライラして仕方ない鼓動を押さえながら立ち上がった。