そんな感じで拳を握りしめていた私にまるで地響きのような声が届いた 「ジュン、こっちに来い」 冷や汗さえも出ないほどに…… 「ひっ」 喉から空気が抜けるようにヒュッとそんな変な声が出る 私の手を取ったレツは 「おいお前らどこ行くんだよ!」 そんなツカサの言葉も聞こえないのか とんでもない空気をまとってズカズカと廊下を歩き出した