何だよって、ドキドキしてんだよこの色男め!!! 「おっお風呂!!」 「あ?」 「先にお風呂に入る!!」 このままじゃドキドキして心臓落っこちそうだ。とりあえず落ち着こう!! 「何だよヤル気満々じゃねぇか」 「違うから!!」 自分でも顔が火照っていくのが分かる。きっと真っ赤になってるに違いない そんな私をレツはやっぱりフッと笑うと 「悪りぃが風呂は後だ。もう我慢できそうにねぇ」 「え!!ちょっ…ま…」 そうして私の唇がふさがれたのは言うまでもない。