REAL HOPE Ⅲ




「てか、え?ハルマは行かなくて良いの?」



私の隣で、特に動く事もなく。ハルマはこの前私がコンビニで買ってきたスイーツトップ100の雑誌を何故か読んでいる




「ん?あぁ、だってジュンちゃん一人になっちゃうでしょ」



雑誌から目を離し、微笑みながら細めた瞳でこっちを見つめてる



「でも明日の暴走の話しなんでしょ?ハルマ居ないと困るじゃないの?」


「平気平気、レツがいれば問題ない」



なんて言いながら笑うハルマはやっぱり優しいと思う。



だって…私が一人ぼっちになっちゃうから、絶対一緒に待っててくれているに違いないから