波打ち際まで行くけれど、さすがにこの季節…いくら私が馬鹿だとはいえ靴を脱ぐなんて事はしない。 波が来そうで来ない砂辺に「よいしょっ」と言って座った私にレツが少し笑いながら私の隣に腰をかけた。 レツは良く笑うようになったと思う。 始めの方なんて、怖いし無愛想だし無口だし…まさかレツと私が付き合うなんて思っても居なかった 「ほし~」 あの時助けてくれたのが… 「欲しい?」 「欲しいじゃなくて、星だってば!!」 あの時声をかけてくれたのが… 「あぁ、星な」 レツで良かった。