私の気持ちとは裏腹に、ホテルのロビーを出た先の町並みは、キラキラと輝いていて 私だけ闇に取り残された感覚がする。 レツの声が聞きたい… 大丈夫だよって 俺が側にいるからって ジュンは一人じゃないよって レツ………。 「………レツに会いたいよ……」 …………………