どうやらレツは私のラスト対戦をまってはくれないらしい… 私は仕方なくソファーの上にポイッとコントローラーを投げ捨てると、近くに置いてあった鞄を持って立ち上がった 「んだよジュン逃げんのか!?」 「しょうがないじゃん、また今度」 ぶうぶう文句をいうツカサは詰まらなそうに私に振り返っている 「ジュンちゃんまた明日ね」 ハルマは読んでいた雑誌を机に置くと私に手を振ってた 「ばいばーい」