「だけど私はほっとけない。家族の問題なのかもしれないけど、私はレツをほっとけない」 受話器に向かって少し低く呟いた私の声に、あちらからは何の返答もなく もしやこいつこのタイミングで寝た?とか思っていた矢先 『やっぱりお前ってバカだよな』 珍しくフッとした楽しそうな笑い声と、呆れが混じりあった溜め息が私に届いた。 馬鹿って…… 人が真面目に話してんのに…この期に及んでバカって………