REAL HOPE Ⅲ




「だけど私はほっとけない。家族の問題なのかもしれないけど、私はレツをほっとけない」



受話器に向かって少し低く呟いた私の声に、あちらからは何の返答もなく


もしやこいつこのタイミングで寝た?とか思っていた矢先



『やっぱりお前ってバカだよな』



珍しくフッとした楽しそうな笑い声と、呆れが混じりあった溜め息が私に届いた。


馬鹿って……



人が真面目に話してんのに…この期に及んでバカって………