REAL HOPE Ⅲ




私はたっぷり間をあけてから深く息を吸い込み



「今日、たまたまレツのお父さんに会ったの」



少し小さな声で呟く。



『親父に?』



ミサキはレツと違ってお父さんを“あいつ”呼ばわりはしないらしい




「うん。それで…」


言葉を続ける私にミサキは、うんとも返事をする気配はなくて、私はそのまま口を動かす