そのあまりに不機嫌マックスすぎる声に“十時半ぐらいでしょ”なんて思いながらベッドサイドにあるデジタル時計を見ると 私は一瞬にして申し訳ない気持ちでいっぱいになった。 「………ごめんね、ミサキ君」 いつの間にやら時計の針は何周もクルクルと回っていたらしく、夜中の二時を指している そりゃ寝るよね…寝るのが仕事みたいなミサキは夜中の二時なんてとっくに寝てるよね 本当に申し訳ない。そう口にして通話ボタンに手をかけようと携帯を離すと