その行動に、ハルマも私を隠すようにレツの隣に立つ 「で、その子は誰なんだレツ」 私の視界はレツとハルマの背中でいっぱいでレツは私の手をギュッと握りしめる。 その冷たい声を、あの人がどんな顔で…どんな瞳を向けて言っているのかなんて分からない……――― だからもちろん 「あんたには関係ねぇよ」 レツがこの人をあんたと言う理由も この手に込められた力の意味も…もちろん私にはわからなかった。