お店を出ると、外はすっかり夜の雰囲気をかもしだしていて
ブランド店ばかりだからだろうか、不良やギャルではなく回りはほとんどが大人
そんな中でもやっぱりレツとハルマは目を惹くものがあるのか、注目を浴びている。
「レツ」
そんな大人の雰囲気に関心を寄せていると…いきなり呼ばれたレツの名前。そして聞いた事のない声
その声にいち速く反応したのはレツだと思う。
真っ直ぐ前を向いたままのその表情は怖く恐ろしい
「久しぶりだな」
何も言わないレツに発せられた言葉と暗闇から浮き出てきたそのスーツが私の目を見開いて、
「え?」
思わず声が漏れ出た



