「了解」そう言ってハルマはケースの前でスタンバってるお姉さんに注文してくれる。 「レツは?」 「いらね」 入口近くの壁に寄りかかっているレツは、この可愛らしいケーキ屋さんが何とも不釣り合いすぎて面白い ハルマはこんなにも爽やかな笑みを見せていると言うのに… 「ハルマありがとう!」 「どういたしまして」 私の手に握られた小さなケーキにワクワク感をあふれだしながらお礼を言うと、ハルマがまた小さく笑った。