裏路地に滑り込むようにして紫色の車が停止したかと思うと 助手席がバタンっと開く 「お前ら大丈夫か!!?」 慌てて駆け寄ってきたハルマは、 「ジュンちゃん血がついてる!!」 顔を歪まして来ていた服を私にかけた。 きっと私が怪我をしたと思ったんだろう 「大丈夫、私の血じゃないから」 そう言うと安心したかのように歪ました顔を戻し、ほっと溜め息を吐き出す