“よかった”そう空気が漏れるほど小さな声を出す 「巻き込んでごめんなさい」 レツの腕を離して立ち上がった私は深く頭を下げた。 私のせいでマリアさんにコワイ思いをさせた… マリアさんを傷付けた… 「本当にごめんなさい」 頭を上げた先のマリアさんは、何故か泣きそうな顔をしていて 「謝らなきゃいけないのは私のほう…」 “たすけてくれてありがとう”