マリアさんを巻き込む訳にはいかない。 ツカサの大切な人を巻き込んだりなんかしない!!! 「マリアさんに触るな!!!」 駅の裏だとは思えないほど静かな裏路地には、私の精一杯の叫び声が響いた。 「村田さん……」私は、目の前の蛇男に鞄を叩き付けると、マリアさんの方へと走り出す その短い距離が、たった数メートルの距離が信じられないほど長く感じて やっぱり私のショボい鞄攻撃なんか意味が無かったみたいに蛇男がまた私を掴む