REAL HOPE Ⅲ




「おまけも一ついるけど、まぁいいか」




男はマリアさんを見てニヤリと笑う。



状況が理解できない、それは隣のマリアさんも同じらしく私の制服をギュッと握った


「……みすず?どういう事」




私はみすずに視線を移す。だけど彼女はこっちを見ようともしない



そして彼 彼女達の元へとゆっくり歩いていく



その時見せた泣きそうな表情と、かすかに聞こえた


“ごめんね”という小さく震えていた言葉は



青白く光る月に吸い込まれていった……