REAL HOPE Ⅲ




「美味しかったね!」


大量のケーキを平らげたあと、駅に向かいながらみすずがお腹をさする



「うん」



少し笑った私に、みすずは目を見開く




「ジュンちゃんが笑った…」



「え?」




「ジュンちゃんが笑ったぁ!!!」



私が笑ったのが余程珍しいのか、ぴょんぴょん羽ながらニコニコとはしゃぐみすず



何だかそれが可愛くて、ついクスクス笑ってしまう