舞華が出て行ってから5分近く

輝が部屋に来た


「ごめんね急に…」

「いいよ…悪いの舞華だし」


輝はあたしが寝っ転がっているソファに無理矢理座ってきた


そんな輝が可愛くて、あたしは起き上がり輝に抱きつこうとした

……ケド


「あっ!今日は星が満点だってテレビでやってたよ!瑞音ちゃんベランダ行こっか?」


そう言ってあたしの手を握ってベランダに出た


……せっかく今日は積極的になってあげようと思ったのに…

ムードぶち壊しじゃん!!!


……あっ

でも…ホントに星がたくさん…

まぁ今日はこの星に免じて許してあげよう…

次は無いけどね!!


「空綺麗だね…」


輝は星空に目が釘付け…

可愛い奴……


「ねぇ…輝…///」


あたしは輝の手を強く握って話しかけた

輝はあたしの方を向いて首を傾げる…