水色王子とピンク姫



「もしもし」


『本当か?』


もしもし、ぐらい言えばいーのに。相当慌ててる。


おもしろ。


「本当本当。俺が嘘ついたことある?」


『それ自体が嘘だからな』


確かにって思って、笑った。


「これで、俺も楽になる」


修吾は、俺が50%素を出せる友達であり、唯一俺の過去を知ってる友達でもある。


『…雪佳、本当にそー思ってんのか?』


「ん?あぁ」


そー思ってるから口にしてんのに。